景奈『さぁ…馬鹿はほっといてっ、さて・・・王女様は?何が狙いかな?』
クッキィはテン吉の息の根を止めるのをやめ、景奈を見た
クッキィ『は?』
景奈は更に言う
景奈『既に知っての通り私たちは人間…意味も無く、助けた訳ではないのでしょう?』
大樹は景奈に近付き小声で言った
大樹『景奈そりゃないぜ。助けてもらったんだから、お礼言わないと』
景奈『あぁいう、わがまま娘は最初が肝心なのょ。舐められたら後がないわ』
クッキィ『あなた、地味で、幼児体型な割に口はキツいのね?』
景奈の眉は引きつった。
景奈『えぇまだ小学生なもんで、あなたみたいに、派手ならみんな逆に引いちゃうわ!』
クッキィも眉がつり上がった
クッキィ『幼児体型を年のせいにしたね?私なんか生まれた時から完璧よ!!』
景奈『はぁ?じゃぁ生まれながらのギャルメイクなのかな?そいつがすっぴんで外歩いたら、どうなるのかな?』
おっ女の戦いだぁブルブルブルブル
大樹『おっテン吉大丈夫かぁ』
わん吉『平気だぁあ!!しかし今の状況は最悪だぞ!!』
クッキィ『すっぴん?あなた、そこまで、言うなら今晩見せてあげるわよ!!あなたの顔のすっぴんだって泥だらけで見えてないし??洗った所でどうだかって話だけれどね!!』
景奈『ムカッ!どうでもいいから、手の内見せなさいよ!!』
クッキィ『っ、こちらに、利点でもあるのかしら?』
ビターはクッキィに駆け寄った!
クッキィ『えぇ。解ってるわ!この小学生に少しイラついただけ!』
景奈『あらっ。その小学生でも、対ビガーデルならば、あなたと違い魔法は効かないのよ』
女の戦いは更に火が増した
マークン『ブルブルどっどうしよぅ…』
わん吉『またワンの出番だな!女の戦いを抑えるには!』
大樹『抑えるには?』
わん吉は二人に二本ずつ猫ジャラシを渡し踊り始めた。
ネェコネェコジャラシ 真っ黒なジェラシーハイッハイッハイ
みんなも一緒に♪
テン吉・大樹・マー『ソレッ悪霊たいさぁあん!!!ハイッハイハイ』
景奈『てめぇら!祈りは終わったか』
クッキィ『珍しいなぁ右に同じ意見だ!ボギボギッ』