依存症。?

ちぃ☆  2009-02-02投稿
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何ともいえない、不思議な気持ちがこみあげる。
不安なのか、期待なのか、
少しためらったが、電話に出てみた。
「愛?今、家?」
「え…う、うん。」
普通すぎる優の態度に少し戸惑った。
「今カラちょっと行ってもイイ?」
「え…う、うん。」
「じゃ、すぐ行く。」
思いもよらない優の言葉に考える暇もなく返事をしてしまった。
―――何、どういうこと?
しばらくして、優が現れた。
「お邪魔しまーす。」
「あ、うん。」
何となく構えてしまう。
目の前に優がいる。
何故だろう。
三日前の出来事は夢だったのだろうか?
いや、そんなはずはない。
でも…
「何だよ、愛。よそよそしいなー?」
「え?だって…」
「ま、それもそうだよな。ってゆーかさ、愛…ゴメン!」
何が起こっているのか、よく理解できず黙って優の話を聞く。
「マユとは同じバイトでさ、一ヵ月前に告られたんだ。愛がいるからって振ったんだけど、バイト中とか気まずいし、何か可哀相になっちゃって。それで…」
「あんなコト言ったけど、本当は愛のコト好きだし、別れたいなんて思ってない。でも、あの場ではあーやって言うしかなかったんだ。マユの手前…愛ならわかってくれると思って。」

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