クッキィ等の襲撃に気付いた見張り兵は声を上げようとしたが、布を大樹が口に入れ、クッキィが素早く斬る!!
断末魔さえ発することはできない!段取り良くビターがクッキィの着替えを済ませる間に景奈は兵士から鍵を抜き、扉を開いた
ボン『…マー・・・・クン?』
大樹達も素早く牢屋に入る・・・・
ボンの姿は痩せこけ、髪はボサボサだった
大樹『ボン!!無事だったかぁ゛゛』
大樹は思わず声を上げた!
するとクッキィは大樹に口を塞ぐように注意をし、周りを見渡した…
それもそうだ。クッキィはもう一着服を用意させていた・・・
ボン『だいちゃん・・・・景奈ちゃん!マークン!』
クッキィ『しまった!!既にビガーデルめが手を回したか!!』
ボン『ぼっボクがもう一人…』
ティラミーを向かえに寄越した隙に、刺客を送ったか。。
まさかティラミーの行動まで見切っていたとは…
ボン『みんな騙されないで…』
クッキィ『手を回していると言う事は、本人もこちらに!時間がないぞ!仕方がない!二人共拘束して場所を変えるか!!』
クッキィ達はボン達を縛り始めようとした。その時、景奈は言う
景奈『待って!!』
クッキィ『くっ!時間がないと言ってるだろう』
景奈『しかしどちらも、ボンじゃない可能性もある以上、今此処を離れる訳にはいかないわ!』
大樹『あぁそうだな!!俺らしか解らない事聞きまくるか!』
偽ボン クックしかし君らの事は既に事細かく…
景奈『いいえ…ビガーデルは頭のキレる奴…きっと足止め位時間稼げる資料は渡しているはず。』
ゾクゾク 頭が切れるのはあなたもだわ
大樹『じゃあどうする?』
景奈はマークンに指示をし、二枚の手作りクッキーを取り出した。
景奈『さぁボンお腹が空いているでしょう?』
二人のボンは食料を見ると焦って取り、口にし、涙を流した
ボン×2『僕、本当に死ぬかと思ったよぉお』
大樹『感想まで完璧にコピーしやがった』
ニヤリ゛゛゛゛゛
景奈はペットボトルの500??の水を二本だし
景奈『言い忘れてたけど、マーの味覚能力は偽の子も知ってるね?このクッキーは人間以外の妖怪が口にすると、強烈に辛くなる食べ物なのよ!!』