純「誰かいますよ。」
凜「え!?」
二人は走って、裏へ回った。純が窓を叩いた。
星「誰?」
凜「この声…星です。凜だよ!星なの?」
星「凜?助けに来てくれたの!?閉じ込められちゃったの…。」
凜「窓から離れて!」
星は凜に言われて、窓から離れた。窓が割れて、星はその窓から出ることが出来た。
凜「星ごめんね。守る事が出来なくて…。」
星「どうして凜が謝るの?私が勝手に朝早くに出てったんだから、私が悪いんだよ!」
二人に心配をかけてしまったと思った。
凜「でも良かった!無事で!」
有栖「早く帰りましょ?」
凜「そうですね。星、純行こう!」
四人は小さな家から離れて、帰った。三人は父に怒られてしまった。
星「凜、有栖姫ありがとうございました。」
凜「いえ。星がいなくて、寂しかったんだから!」
星「ごめん!」
有栖「もう一人で、行かないで下さいね。私たちも誘って下さい!お供しますよ!」
星「はい!」
星は怪我をする事もなく、無事だった。有栖は部屋に戻った。
一緒の城にいるある人に、初めて星と凜が話かけられた……
つづく