姫は変われるのか10

みぃやん  2009-02-04投稿
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その人は、蘭だった。

蘭「星と凜って、いつも有栖姫と一緒にいるよね?有栖姫とたくさん話せていいね!」

星「うん。」

星は有栖と話がしたいのか、仲良くなりたいのかなと思っていた。

凜「嫌みだったりする?」

凜は嫌みを言われている気がしてムカついていた。

蘭「違う!羨ましいの!」

凜「そう。それで?」

星「凜…。」

凜が変な態度をとっていて、星はそれに気付いた。蘭はいつも一人で、窓から外の眺めを見ている人だった。凜はすぐ怒るから、蘭がどういうつもりでそんな事を言っているのか、理解を出来ないまま、怒っていた。

蘭「それでって…ただいいなって思っただけ。」

凜「あっそ。」

凜は怒って、その場を後にした。星は蘭に謝って、直ぐに凜の元へ走って行った。

星「凜!」

凜「何?」

星「どうして蘭にあんな態度をとったの?蘭はいい子だよ!」

凜「外見だけね。何考えてるか、わかんないじゃん!」

星「そうだけど、勝手に決めつけるのは、よくないと思うよ!」

凜「何?星は蘭の味方?そういうのまじウザイ!もう、ほっといて!」

凜は走って行ってしまった。星は凜のために言ってるつもりだった。

星「別に蘭の味方をしているわけじゃないよ…私…間違ってるのかな?」

星は独り言を言っていた。星の前に、ある女の子が現れた……



つづく



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