『海が荒れるなぁ・・・蛇羽螺(ダバラ)さん。』
蛇羽螺『ぁあ・・・ついにガルルの子孫が姿を現すとはなぁ』
蛇羽螺の黒ずくめの衣装の背中には黒の文字が・・・
ギガ蛇琉『解ってたけど。強くなったみたいだね。』
ギガ蛇琉(ジャル)の背中には暗の文字
蛇羽螺『強くなってなきゃ困るだろが?』
ギガ蛇琉『神獣使い及び予知能力の母、アイル・キアビィナ様の息子さんですからねっ』
蛇羽螺『おいギガ!!母様の名前、軽々と口にするんじゃぇぞ。俺様に泥ぬったら、お前でも容赦はしねぇ。』
ギガ蛇琉『解ってますよ。重々に・・・』
蛇羽螺『言葉はなぁ未来の核兵器なんだぜ。』
崖から海を見渡したギガ蛇琉は、陸についた海賊船を見ていった・・・
ギガ蛇琉『まぁ…当人も島に着いた模様ですので・・・・』
ジルビィア『賑やかな街だな。』
ジルビィア達が島に着いた頃には日も暮れ街には明かりが灯る…
ジィ『いつから、こんなに発展したのかのう・・・』
ユイラ『まぁ堅い事言わずに一週間もあるんだし、弾けちゃっても、バチは当たらないよ』
ユイラはスィードの手を引っ張り、街へ向かった!
ジィ『こりゃ!』
ジル船員『お頭ぁあ俺達も旨いもの喰いたいぜ!』
ジルビィアはポケットに手を入れ船員に小袋を投げた
ジルビィア『少しばかりだが…』
船員達は両腕をあげ喜んだ
ジル船員『イヤッフォーさすがは、理解してますぜ!みんなぁ今日はパーッと酒だなぁ』
ジルビィア『解っているとは思うが、俺達は海賊だぁ。一週間ばかり世話になる島だ…騒ぎ立てるなよ』
ジルビィア海賊クルー達は皆浮かれ気味に街に消えた
ジィ『ジルや。いいのか?』
ジルビィア『あぁ。。気晴らしってのは必要だしな・・・一週間後はどうなるか、見当つかねぇで皆不安だろうし。』
ジィ『いやっ・・・』
ジィは重い口を開けかけ止めた・・・・
ジルビィア『なんだジィ。』
ジィは眉間にしわを寄せ
ジィ『いやなぁユイラをスィードに本当に、、何て言うか』
ジルビィアは笑顔で答える!
ジルビィア『あぁ!!男に二言はねぇ!ジィ。俺は今、刺し身が食いてぇぞ』