ねぇ?ねぇってば!
スィード『おっ、ユイラぁどうした??』
ユイラは小さな笑いをこらえ言った
ユイラ『もしかして。緊張してたりする??』
スィードは頭を二度かき
スィード『いっいや別に。』
分かりやすい゛゛なぁ。 可愛い゛゛
ユイラ『あっ!二人きりのデートは初めてだっけ?』
スィードは無言で頷く
いつも、トランプする時二人きりじゃないの・・・・
ユイラ『しかしこの街は今、祭りの真っ最中かしら?』
そういうとユイラはスィードに綿菓子をせがんだ
酒だぁあ 酒だぁあ!!!踊り子はまだか
踊り子『せっかちな男ね…』
魅惑のステージは始まり ジルビィア海賊団クルー達は宴をしていた!
踊り子『あなた方は、旅のお方?』
船員『あぁ゛゛゛そうだついさっき、この島についた!』
踊り子はクルーの一人の体を上半身から舐める様に触り言った
踊り子『あらっ鍛え抜かれた体。ぜひ後でお手合わせ願いたいわぁ』
クルー達はさらに上機嫌だ
船員『フッならば、後で部屋にこい!』
ジィ『ジル、美味そうな香りがするな!魚ではないがなッ』
ジルビィアは鼻をあげ匂いを嗅いだ
ジルビィア『ラーメンかぁ?』
目の前には屋台風の店がある
ジィ『わしも、長生きして良かったわい・・・しかし未来には、さぞかし美味な物が作られるのだろうな…心残りだな。』
ジルビィア『馬鹿だなぁ。例え時代で新しい物が出来ようとも、今の我等の口に合うとは限らんし、ジィは安心して成仏しろや。』
不意にジルビィア達の目の前を、慌ただしい、野次馬達が走り出す。
野次馬『おぃ聞いたか?あの伝説の海賊雷王様が宴をしてるらしいぞ』
すると更なる野次馬が
野次馬『なに!百獣の王、雷王様がこの島に、一目見ねば』
ジルビィア『百獣の王?』
ジィ『百組の海賊でも引き連れてきたのかのう?ジルやこの島には自分等以外にも海賊が!』
ジルビィアは落ち着いた面持ちで言った
ジルビィア『ジィ・・・楽しんでいる所悪いんだが、皆をやはり呼び戻しては、くれぬか?』
ジィ『同意見じゃな!了解した!』
ジィは胸元から皆を呼ぶ無数の鳩を出し空に今放つ!