何が楽しいのか
何が嬉しいのか
何故か自分は
笑ってた
ヘラヘラと
何も考えてないような
悩みなんてないような
そんな風に
笑ってた
時々、無性に
苛立って
悲しくて
寂しくて
でも、独りだったから
この感情に蓋をして
また笑った
最初から分かってた
ニセモノ だって
こんな自分
でも どうにかしたい と
そう思った時には
本当 も分からなくなって
そんな日々が長く続いて
耐えていたのに
叫びそうな時だって
ただ唇を噛んで
こらえていたのに
「もう、君 いらないから」
そう言われた瞬間、
今までが無駄に思えて
帰りのバスの中で
初めて泣いた
もしかしたら
明日、本当 を見つけて
声が出なくなるくらい
笑えるかもしれない