この恋はフィクションであり、実在の人物・団体・出来事などは、一切関係ありません。

電柱クラブ  2009-02-06投稿
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電源を入れる
何一つ変わらない
スタートメニュー
君の笑顔はもう
見慣れたかな?
ずっと変わらない台詞を
君は永遠に口にする
設定されたエピソード
それ以上は近づけない
君はなんで画面の
世界に生まれたの?


そうだね
所詮はゲームさ
君は実在はしない恋人
主人公という僕だけを
決められた通りに
愛してくれる
そうだね
それがゲームさ
僕は君に選ばれる設定
主人公という僕だけを
決められた数だけ
愛してくれる


ついにきたね
最終章っていう
恋の終わりが
それが幸せな
終わり方であっても
終わりは終わり
この先はない
ただずっと君を
見ていたくて
最初からやり直す
聞いたことある
台詞を君は
永遠に繰り返す
だってそうゆうキャラに
設定されてるから


そうだね
これはゲームさ
この恋さえ誰かの作り物
簡単に言えば偽りの愛
メモリーカード内の愛情
やっぱり
これはゲームさ
君は実在はしない恋人
どんなに好きであっても
君には一生触れない

※(repeat)


次元が違う2人
画面越しに見つめ合う
触れたい
離れたくない
プログラムにはない
台詞を喋ってくれよ

※(repeat)


そうだね
所詮はゲームさ
君は実在はしない恋人
暇を持て余した大人が
作り出した架空のドラマ
イヤだな
コレがゲームか
最後まで変わらない恋人
主人公に絶対惚れる
そんなキャラ設定の
君が好き


ありがとう
でもコレはゲームさ
次元が違う2人は恋人
それでも君が大好き
次元が違う2人は恋人




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