私の両親は、2008年の7月に離婚した。
離婚するまでは、そんなことがまさか自分に起こるとは、思ってもいなかった。
母が荷物をまとめだし「あんたらもまとめなさい。」って言われたとき、現実をうけとめられないでいた。
私は、4人姉弟の1番上だ。下に妹2人弟1人がいる。
そんななか、私と妹そして弟は母につくことになった。
もう一方の妹は、1人でも父の方につくと言っていた。
私は、家を出る日まで毎日親を説得し、夜目が腫れるまで泣いていたのだ。
親の揉め事で私達姉弟までがバラバラになる…一日一日が今まで生きてきた中で一番早く過ぎていった気がする。
会話のない食事。
夜中に帰ってくる父。
もぉ私の力だけじゃどうにもならなかった。
新しい家をみつけ、家を出て行く日になった。
父と妹に別れを告げ泣く泣く家を出た。
前の家から、そんなには離れてないものの家の中は、静まり返っていた。
6人で住んでたころは、みんなうざい。
早く1人暮らししたい。とか思ってたけど、こうやって離れてみて家族の大切を痛感した。
新しい家に来て、しばらくたったころ私は、高校をやめてしまった。
まだ高校1年生。たった数か月なのに精神的に行きたくなかった。
母の給料は少なく、1か月4人で過ごすのも大変なのに母は、私を通信の学校へと入れてくれた。
公立の高校生へ行ってたときの倍以上のお金を払わなくてはいけない。
ローンを組んでまで入れてくれた学校。
本当に頑張ろうと思った。
私は、結婚しても子供に苦しい思いをさせたくない。離婚をすると子供の心に傷が残るのだ。
自分がその思いをしたからこそ、離婚なんて絶対したくない。
私の両親は、お互い浮気が原因で離婚した。
離婚を考えてる人や浮気してる人がいるなら、この小説をみてもう1度考えなおしてほしい。
自分達のことで一杯一杯にならないでまわりを見て??悲しむのは子供だけじゃない。あなたの両親も悲しむはず…。
今からでも遅くない。