時は2100年。日本国は今日、今までにない窮地に立たされていた。
世界成績最下位。
この言葉は、日本の国民や学生、政治家など多くの人々に衝撃を与えた。今や、日本は“馬鹿国”となっていた。
既にゆとり教育は廃止されていたが、上手い具合には成績が伸びなかった。学生は勉学に関心を示さず、遊びに夢中になっていたからである。
ここで、日本の政府はある最終手段を出す事にした。
極秘関係者全員異議無し。
これで、日本国は勉学で栄えるだろう──。
【序章1 続】