【愛はいつも通り出勤するが体の異変に気付かない…。】
『おはようございます。』
出勤…今日は何だかだるいゎ…。
『佐山君…ちょっと…』
社長…?
『なんでしょう…?』
別れ話かしら…?と思いつつ私達は湯沸室へと向かった…。
『今日は会えないよ…』
『なぜです?』
『息子が…熱を出してね…』
別れ話ではなかった…少し笑みがこぼれた…。
『大事な息子さんですものね…早く帰ってらしてね…』
『すまんな…』
社長は…キスもせずに湯沸室をあとにした…。
私より…息子さんが大事なのね…。
昼…だるさが増してきた…風邪かしら…?そういえば食欲もない…。
突然…目の前が真っ暗になった…聞こえて来るのは…社員の私を呼ぶ声だけ………。
続