光の裏の影

ハル  2006-07-05投稿
閲覧数[455] 良い投票[0] 悪い投票[0]

いつでも言ってくれればよかったのに


「言わないから聞かない」なんてかっこつけて



君の事を分かっているなら


そんな風に言うべきじゃなかったのに


辛さを隠せないから
そんな風に笑うんじゃない

悲しいそうな目をするんじゃない


どうしても


気付いてほしかった

だから自分からは
言えなかった


隠せないんじゃなくて


隠したくなかったんだよね



君は誰よりも

意地っ張りで

寂しがりやで

本当は泣き虫な子だから


だから悲しい事苦しい事それを

人の何倍も背負って
生きていた


一生懸命
自分は強いと
言い聞かせながら



俺はそれに気付けなくて…




今君は君を何よりも大切にしてくれる


誰かの隣で笑ってるのか


幸せを感じてるのか


もう意地は張ってない?

悲しい涙を流してない?

寂しくない?


今寂しくて泣きたいけど意地を張ってるのは

俺だけど



君の笑顔が今本物であるなら



それで俺はうまく笑っていけるよ




そしてまた君を

見つける事ができたなら


「幸せか」


と聞きたい


そして君は言うんだ


「うん」と笑顔で

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ハル 」さんの小説

もっと見る

詩・短歌・俳句の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ