ただ 私は
ほら あの子みたいに
髪を撫でて欲しかったの
優しく
そんな時は
言葉は無意味だから
ただ それだけ
それだけで涙 溢れ出す
何もかも
私を絡めて離さなかった
棘のある鎖が
ほら こうやって
泣くだけで
溶けてゆく
解けてゆく
そうして欲しいの
願ってたの
いつか
いつか
髪を撫でて欲しいの
その時は泣きたいの
99%の理解なら
ゼロに等しい
わかってないのと同じ事
それなら
微笑んで
私に触って