shape 22

のん♯  2009-02-11投稿
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――シンデレラ
わたしは、ミリーとしての人生を送ることを決意した。
『では、まず馬車を準備しなくては...。おっ、いいところに犬の太郎がいるじゃないか。アブラカタブラー、馬車になぁ〜れぇ〜。』
フィンは、舞踏会にいく準備をしてくれた。
『わんわん。...ヒッ、ヒヒーン。』
『さぁ、次はドレスだね。アブラカタブラー、可愛いドレスよでてこぉ〜い。』
フィンがそういうと、今まで見たこともないような美しいドレスが目の前に現れました。
『わぁ、素敵なドレス。ありがとうごさいます。』
『さぁ早く舞踏会に行きなさい。どんな魔法も12時の鐘が鳴り終わったらとけてしまうから。』
『はい。いってきます。』
『いってらっしゃい。ミリー』
フィンが小声で何かを言ったが、聞こえなかった。

いまわたしは、馬車に乗って、舞踏会が行われているお城へむかっています。
そういえば、お母様もカローナもその舞踏会に行くはず。会ったらどうしよう??
他人のフリをしようか...。
悩んでいるうちにお城についてしまった。

『大きいお城!!!王子様はどこにいるんだろう??』
『邪魔よ。地味な田舎ものはどきなさい。』
『きゃ。』
カローナがわたしを押しのけてどこかに走っていった。
『よかった。気づかれなかった...。』
先ほどは、心配していたがその必要はなかったようだ。
カローナが行ったところに行けば、王子様に会えるかもしれない。
大広間に出ると、みんながダンスをしていた。王子様は、大きくて立派な椅子に座っていた。
『王子様、わたしと踊ってください』
『わたしと踊ってください』
王子様は、いろんな姫に囲まれてダンスを申し込まれていた。
わたしが王子様を誘うのは、無理なようだ。
12時には、魔法は解けてしまう。今のうちに帰ろう。シンデレラがミリーになる事はないんだ。

『お待ちください。僕と1曲踊っていただけませんか??』

次回→shape 23

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