奈々瀬「この人達?」
星「うん。」
凜、蘭「初めまして!」
奈々瀬「そこまでしなくてもいんだよ!いつも会ってるじゃない!」
星「嬉しいみたい。」
奈々瀬「そっか!三人とも可愛いね!」
そう言われて、三人は照れていた。
奈々瀬「何か話したい事でもあるの?」
凜「うん。果穂と仲良かったんだよね?」
奈々瀬「うん。果穂と仲良かったよ。でも、凜と星も仲良かったんでしょ?」
凜「うん。奈々瀬なら知ってると思って。果穂がどうしていなくなってしまったのか。」
奈々瀬は黙ってしまった。
凜「ごめんね。変な事聞いちゃって。」
奈々瀬は果穂の事を無理に忘れようとしていた。それには訳があったからである。
凜「何か知ってたら、聞きたくて。果穂、あまり誰にもそういう事、話したりしないじゃん?だから理由が知りたくて。」
奈々瀬「私、聞いちゃったの。果穂と母様が話していることを。」
星「どんな内容だったのか、教えてくれない?」
凜と星は真剣な顔をして、奈々瀬の事を見ていた。奈々瀬は話をした。果穂が城から出てった理由は……
つづく