叶わないなら 叶うまで 2

一路  2009-02-13投稿
閲覧数[143] 良い投票[0] 悪い投票[0]

その夜、俺の携帯にダースベイダーの着信があった。

(おっ!来ました!カズからだ)

「ハイは〜い!待ってましたょ〜」

心はウキウキだった。
「んでさー場所と時間なんだけど、7時にガストで平気?」

「あー全然OK!」

「じゃあさ現地集合でヨロシクですぅ」

「分かったー!また後でな」
「ほいほーい!後で」
(さぁーて何着て行くかなぁ)
俺は色々服を選んだ。
いきなり全身、和柄系じゃあ重いし

(う〜んどうするかな)

(んっ!?チョット待てよ。気合い入れても好みか分からんし……いいや!スウェットとトレーナーで)

結局俺はいつもの自分で行く事にした。


時刻は6時30分

(そろそろ行きますか)

と思いながら、バイクにまたがりガストに向った。

俺がガストに着くと、そこにはもうカズと一人の女の子が待っていた。

二人の横にバイクを停めて俺は、その子を見て電気が走った!

と言うよりイナズマが全身を突き抜けた!

「お前バイクで来たのかよー。もう10月だぜ寒くない?」

「あっ。うん。べべつに寒くねーよ」

「噛んでるじゃん!寒いんじゃねーの。」

「平気だょ。地球温暖化で大丈夫なんです。が何か?」

「バカじゃねーの!コイツあほでしょ?」
彼女は軽く笑みを浮かべていた。

「紹介するな。
彼女は仲原亜希子さんまー言ってたけど、同じ選挙のバイトしてるんだ」

「で、コイツがバイトと中でも良く話してた智也ね」

「はぁ〜なんだよ人が知らない内に話のネタにしてたのかい!」

「だってオマエ面白いからな」

「勝手に決めるなよな!至ってごく普通の好青年じゃん」

「イヤイヤそんな事ありません」

ふと見ると彼女は二人の会話を聞いてニコニコしていた。

「ホントに仲がイイね」
と始めて彼女が口を開いた。

カズと俺は二人そろって

「腐れ縁だよ」
「腐れ縁だよ」

と言った。

ますます彼女は笑顔になった。

「まぁ立ち話もなんだから中に入ろうぜ」

そうカズが言うと、カズ、彼女、俺の順番でガストに入った。




投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 一路 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ