『どしたぁ〜?今頃、亜衣とラブってるんじゃないの?』
『それがさぁ〜ちょっと喧嘩しちゃって・・・何回か電話してるんだけど出ねんだよっ』
『そんな事だろうと思った。はぁ〜なんでいつもあんた達はこうかなぁ〜』
『俺も思ってるよ。それよりなんとかしてくれよっ』
『原因は?またあんたの浮気かぁ〜』
『またって、俺は一回も浮気はしてねーよっ。』
『似たようなものでしょ。やっぱりそうなんでしょ?』
『そうなんだよっ。DVDのレンタルの伝票がこないだ遊んだ女の名前になっててさぁ〜それを亜衣に見られちゃって・・・』
『最悪ぅ〜しかも今日って亜衣の誕生日なんじゃないっ。こんなんだったら紹介しなきゃよかった』
『そんな事いわねぇで何とかしてくれよっ。誤解だし俺も本気で悪かったと思ってるんだから』
『わかったわょっ。じゃあちょっと待ってて、電話してみるから』
『よろしく頼むわっ』
『今度、モデル飲み会組んでよねっ』
そういうと里埜は電話を切った。後は神様・里埜さま頼みである。勇樹は気を取り直してあらかじめ予約してあった亜衣の為のバースディケーキを取りに向った。