アインシュタインの予言とされる次の言葉。
「人々が戦いに明け暮れ、疲れはてたとき、世界は盟主を求める。
その盟主とは、世界最古にして尊い家柄の王。 この王のもと世界は、ひとつを成すこととなる。
この家柄を、存続させてきた日本。
日本を作っておいてくれた神に感謝する。」
いまだ、この言葉が本当にアインシュタインの言ったものなのか、争いがある。
しかし、アインシュタインは人の本質を「邪悪」とした。
それは欲望に基づき、飽くなき争いを続ける人間をして指したものと言える。
そんなとき彼は、来日のおり、日本に触れ、
自分でなく他人を貴ぶ謙譲
欲を捨て、自分を捨て公に生きる無私
道に外れたことを、恥と知る羞恥心
という、世界に類を見ないこの精神を、全人類が全うしたならば、世界の調和は実現する、という印象を持った可能性は、充分彼の思想に合致する。
「高貴な家柄の王」を、日本の国体そのものとするなら、これを、人類の指標として「盟主」という言葉になぞらえたとしても、あながち荒唐な話ではない。