午前八時四十分
貴方からのメールがパソコンに届く
貴方が席を外した時に開いて見た
『ありがとうございます。何か食べたい物ある?今度ご飯に行きましょう。』
小さな笑いを漏らしてしまう
いつもは敬語なんて私には使わないのに
貴方の照れと不器用さが伝わる
貴方なら適当にやって除けてしまいそうなのに
女性の扱いになんて慣れていそうなのに
何となくよそよそしい感じが可愛かった
『前に話したお店に連れて行って下さい。私はいつでも大丈夫ですから。』と返した
いつでも待っている
貴方と二人で過ごせるならば何があったって貴方を選ぶ
貴方は私の望みを叶えてくれた
あんなにも願い
眠れなかった
その言葉をどんなに待ち侘びたか
今私がどんなに嬉しい気持ちで一杯になっているか
もう無理
貴方を諦める事は
例え貴方のこのメールが言葉だけで終わろうと
きっと私は貴方を信じて希望を捨てきれず待ち続けるのだろう
十分過ぎる程幸せを感じた
何でもやってみるもんだなって
何事も行動に移さなければ前には進めないんだなって
ふわふわと浮いた想いの中実感した
今なら貴方に言える気がした
『大好きです』