帰りのホームルーム。
キーンコーンカーンコーン・・・・
長かった一日の終わりのチャイムが鳴る。
爆睡してた私は、目が覚めて
先生はどこに行ったんだろうとボンヤリ考えていた。
すると
「千沙、一緒帰ろっ」
後ろから友達の声が聞こえ、
「うん!」と振り向くと、先生がニンマリして立っていた。
「お前は、遅刻はするわ居眠りはするわ・・・だな。放課後、職員室来なさい。」
(ひぃぃ・・・最悪だぁぁぁ・・・ぁ)
疲れた上に居残り・・・か。
後ろのほうで、クスクス笑い声が聞こえる。
「彩、あんた笑いすぎだよ!!起こしてくれれば良かったのに!!」
「居眠りしてたくせに、いばんないでよ!ってか・・・ぐっっ。あんた顔に跡ついてるw」
「もう、そんなのどうでもいいよー。。2年の時あいつに、3時間近く居残りさせられた時あって・・・
プリントの整理だの、印刷だの、自分でやれよって思わない!?そのせいで、帰るとき真っ暗でメッチャ怖かったんだから。」
「3時間はありえないね・・・でも、まぁ遅刻も居眠りも・・・してるのアンタぐらいだしね(笑)」
(・・・はぁ、ホームルームぐらい寝たっていいじゃん。まぁ、早く終わること祈ろう。。)