神2

神様  2009-02-19投稿
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神林初という少年がいる。彼は見た目は普通の中学生だが実は、人間を遥かに超越した「神」だったのだ。神にも何種類もある。細かく分けると初は「地球の神」だ。
ある日、太陽系会議というものが開かれた。これは二年に一度開かれ、「水星の神」や「金星の神」など太陽系惑星の神々が集まる会議である。もちろん初も出席した。そこで初はこんな発言をした。
「冥王星は小さいから太陽系からはずさない?」
冥王星の神は反対したが、他の神は全員賛成した。初の発言によって、冥王星は太陽系からはずされてしまったのだ。
それから一ヶ月が過ぎたある日、天界に「キーマン」と名乗る男がやって来た。「地球の神は何処だ!出て来い!」
かなり大きな声で叫んだ。初は何事かと思い、慌てて出て来た。それを見たキーマンは、いきなり初に襲いかかって来た。なんとかその攻撃をかわして、尋ねた。
「何故俺を狙うんだ。お前は一体何者だ。」
「俺は冥王星人のキーマンだ。お前のせいで冥王星は太陽系からはずされた。だから復讐しに来た。」
どうやら、この前の会議で太陽系からはずしたことを恨んで、復讐に来たらしい。初は戦いたくなかったが、キーマンが襲って来るので戦うことにした。すると、初の同級生の神内寛が助けに来た。寛も普通の中学生に見えるが、「日本の神」なのだ。戦う前にキーマンが言った。
「場所を変えるぞ。」
ここでは関係無い人まで巻き添えになってしまうと思ったので、初達はそれに応じた。しかしキーマンが指定した所は変だった。辺りを見渡すと一面ドアだらけ。初はドアを開けようとしたが、鍵がかかっている。「どうだ、驚いたか。ここのドアは俺にしか開けれない。俺の指はどんな鍵の形にも変形するんだ。」
キーマンはそう言ってドアの中に入った。初と寛が戸惑っていると、違うドアからキーマンが出てきて不意討ちしてきた。そして、またすぐにドアに入った。
「なあ、どうする、寛。」「もう面倒くさいから全部ぶっ飛ばしちゃおうぜ。」「それいいね。」
二人はそう話して、手から波動を出した。なんと、全てのドアをふっ飛ばしてしまったのだ。キーマンも
「え〜!そんなの有り〜!」
宇宙の彼方へ飛んでいった。



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