『真夜中の訪問者』1

アディオス俺  2009-02-19投稿
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また呼び鈴が鳴った。
『これで何日目だ?』
別の事を考えて自分を落ち着かせようとするが、頭が回らない。
奴がこっちをじっと渇いた眼で見ているからだ。
何分いや、何時間経っただろうか。
いつの間にか奴の気配は消えていた…
『こんな事なら行くんじゃなかった』と祐介は後悔した。
そう。全てはあの日から始まった。

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