沙兎耶『さぁあて!』
私は大きく背伸びをし、この焼け果てた大地を見て笑い、言った。
沙兎耶『大地の蘇生はあの緑目の子に任せて、恵理也。帰るよ。』
それを聞いた海結は目をまん丸にして言った!
海結『えっ゛゛マママまさかと思うけど、にっ日本を゛゛こんなスローペースで私が蘇生するの?゛゛ミーナ?』
ミーナとは中国四神白虎の事である
白虎ミーナ『…』
ミーナはだんまり。
シマクマ海賊団船長は言う
シマクマ『虎蔵。お前が海結を責任持って日本一周させるんだぞ!!』
海結『ギャッ゛゛嫌だ嫌!!九州に帰りたいもん!!帰りたい帰りたい帰りたい帰りたい』
私は鬼の様な言葉を突き刺す
沙兎耶『その内つくじゃん。ウルサい小娘だな!イジイジしちゃって』
海結『小娘じゃないもん゛゛大学卒業して頭もいいもん゛゛』
白虎・シマクマ
『ぎょえっ!!あの海賊女子高生と同じに見えた゛゛むしろ年下にさえ見える』
海結は更に泣き出し、言う
海結『わたしィおねぇ゛゛さんだもん゛゛ミーナまでシドイ。』
沙兎耶『まっ。私は落ち着いた女子高生だし……あっ!!』
しかし女子高生、佐藤まやはお腹が空くと。
騒ぎ出すゞゞ
沙兎耶『お腹すいたすいた゛゛恵理也!!なんか買ってきて。ケンタッチーケンタッチーケンタッチーケンタッチー海結!!何ポカンてこっち見てんの!!早く壊れたケンタッチー治して゛゛゛』
ジィ『ジルやっ。何だか騒がしいが。そろそろ過去に戻ろうか。』
ジルビィア海賊クルー スィードも続けて言う
スィード『ユイラ元気かな!!子供産まれたかな゛゛』
しかしジルビィアは時空賊アイルから聞く、暗黒組織が狙うgreenStoneを今海結から奪うべきか、否か迷っている…
確かに…荒れ果てた日本に今、蘇生する事も必要なのかも知れない・・・と
しかしこの一瞬の甘さが、今後の海結の運命を左右するなどは、まだ沙兎耶達、ジルビィア海賊団、ましてや海結本人も気付いていない…
海結『九州に帰りたいよ゛゛゛』