山田「すいませんっ!いや、マジですいませんっ!龍怒には後で反省させますんで、もう勘弁してやって下さいっ!」
風間「……。」
?「オイ。そんくらいにしとけよ番長ー。」
山田「…?
…っっ!!!!!い"っ…」
不良1「オイ…、三村さんと…、倉橋さんだぜ…。」
不良2「三村剛…。それに、倉橋幸一も…。白城の四大派閥の頭じゃねぇか…。」
不良3「何であの二人が…?」
倉橋「…オイ風間…。気絶してんじゃねぇか…、そのガキ…。」
風間「…うるせー。コイツから売ってきたケンカだ…。それに…、コイツにはもう手はださねぇよ…。」
三村「なー少年。とりあえず、状況を教えておくれっ。」
山田「あっ…、はっ、ハイっ!」
山田は洗いざらい話した。
空輪の不良ともめたこと
下手したら桜田のせいで空輪と白城が戦争になってしまうこと
責任がとれないこと
責任がとれないっていうかめんどくぇってこと
そんなことになる前に白城の番長になってやろうなんてバカな事を桜田が考えたこと
で、白城高校最強の風間さんを倒しちゃおうなんてバカな事を桜田が考えたこと
そうすれば白城の不良を自分の意志で動かせるなんてバカな事を桜田が考えたこと
そうすれば空輪との抗争になっても責任とらなくていいなんてバカな事を桜田が考えたこと
三村「…なーる。」
倉橋「一つだけ…、この桜田って野郎がとんでもなくバカヤロウってのはわかった…。」
三村「…、風間君に勝てる奴はー…、まぁそうそういないねぇ…。風間君は化け物だからさっ…。」
山田「はっ、はぁ…。」
風間「誰が化け物だアホっ!お前も納得してんじゃねぇっ!」
倉橋「とりあえず、空輪の幹部には知り合いがいるから、ソイツに交渉しといてやるよ。」
山田「…はっ、はいっ!ありがとやすっ!」
こうして、
桜田と風間のケンカは
終わった。
風間「痛っ!ちっ…。」
三村「風間くーん。でさ、でさ、どうだったん?あの子っ。」
風間「あのヤロ…。俺の蹴りを止めやがった…。しかも三回もっ!」
倉橋「ほぉ…、そりゃすげぇな…。」
三村「…化けるかもな…。アイツ…。」
続く