different life 3

 2006-07-06投稿
閲覧数[473] 良い投票[0] 悪い投票[0]

帰る切符も買っていて
【明日お別れだね】 そう2人は時間の経つ速さを実感していた。

いつもは強気な千尋が 重い口を開いた

【帰りたくない 帰ったら家にいなくちゃいけない】
【学校は?】
【言わなかったっけ?1年の時辞めた】

…千尋は学校を辞めていた。
家にいなくちゃいけないというのは 千尋はもともと家出癖があったからだ。
だから父親が 千尋がいなくならないように 外出をさせないようにしてたようだ。


ずっと一緒にいたのに初めて聞いた 千尋の本音。

【こっちにいればいいじゃん ずっと…】

真唯は千尋に言った
【私も学校にいくのだるいから2人で家出しようか】


真唯のセリフから2人の人生の歯車が崩れ始めた……



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ☆ 」さんの小説

もっと見る

エッセイの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ