祖母の家に休み中お世話になっていた千尋は 置き手紙を書いた。
【好きにさしてください。心配しないで気がすんだら帰るから】と
そうして家を出た。
私達はいろいろな場所を点々としていた
真唯も千尋も中学の時からタバコを吸っていた 2人で家出をしてから タバコの量が増えた。酒も飲んで盛り上がって
夜中騒いで
いけないことだけど
そんな生活が楽しくて楽しくてたまらなかった。
学校なんかよりずっと楽しい。
みんなの人生より自分の人生の方が楽しい とさえ思っていた。
完璧に人生を踏み外した。
そんな生活も楽しい事ばかりではない......