真唯は涙をこらえて 刑事さんの話しを聞いていた
あんなに怖い印象しかなかった刑事さんが 優しかったのだった
まだ高校生の私の件で一生懸命やってくれた
今後どうするか
真剣に一緒に考えてくれた
真唯はもう涙をこらえることが出来なかった。
刑事さんから聞いた 真唯はカードを落としたんじゃない
しまったカードをカバンから千尋がとった。
10年間親友の千尋が…
真唯は間違っていた あの日 夜中千尋と真唯は朝まで一緒にいなかったことを……