風が海も呼んでさらっと奪っていった砂嵐
最後の言葉さえ言えなかった…
あたしはどんなに傷ついても平気だったの
いつかあなたに伝わるのかな?
あたしはあなたの中に残るのかな?
簡単にサヨナラさえ言えない気持ちぐらい理解してくれるのかな?
いつまでも言いたくなかったの
もうあなたに会えなくなってもサヨナラだけは言いたくなかったの
その代わりに平気で笑ってたの
大丈夫って言ってあげたかったの
あなたが幸せに戻れるなら
ただ…あたしも砂嵐と一緒にさらって欲しかったな…
心事流して欲しかったな…
あなたをなくす事がこんなに痛いって知ってた?
真っ暗な夜が来るのが悔しいくらい眠れないって事があなたにわかる?
こんな気持ちも言いたくなかったの
あたしがあなたの前から消えればいいって思ったの
真っ直ぐにぶつかっていたから