おじぃちゃんから釣り竿を貰い次に餌を捕まえるんだって
僕らの町は、ここまで田舎じゃないから、さすがに、抵抗があった
だって、畑の肥料の土からミミズだよ゛゛゛
ボン「うぅ゛ばっちぃ゛゛」
おじぃちゃん
「ボンどうした!!男じゃないなぁ!!男はロマンを胸に持たなきゃいけない」
ロマンって
ミミズがか?
おじぃちゃん
「ホラッ。ノン見ろノンを」
僕はノンを見た
ハゥ゛゛゛
ギャハハと笑い寝そべりながら、泥んこまみれでミミズを捕獲していた
3歳児とは怖いもの知らずなんだな゛゛
そう言えば僕も3歳位の時、修復しきれていない昔のベタベタ道路に座ったら、お尻が引っ付いて、取れなくなって泣いてわめいて、助け呼んだっけな゛゛
おじぃちゃん
「ジャーン゛゛大ミミズ大発見!!!」
ノン「何を゛゛負けないもん゛゛ジャーン゛゛ええと、ミミ?おっちぃミミ捕まえた!」
って ドンだけ魚釣るんだよ゛゛゛
準備は整い、おばぁちゃんから、おにぎりを貰い、いざ川へ!!!
おじぃちゃん
「ボン!!ボンそっちじゃない。こっちだ!!」
はて?あっちに水場なんかあったかな?
ボン「っておじぃちゃん!ここ田んぼの水路じゃん゛゛大丈夫!!お魚なんか本当に」
おじぃちゃんは何やらもぞもぞと、水路に沈めた青色の網を引き上げた。中には、魚が三匹いた。。
フナ??
ボン「フナって食べる事出来るの?」
おじぃちゃん
「まぁ、癖はあるが1日二匹位は食べるなっ。まぁ何より、釣れるのが楽しいから、やってみるんだ」
本当に釣れんのか??
なんだ?弟が針とミミズ僕に向けて見つめてやがる…
ボン「ハイハイ餌付けは僕がやるのね。ぅう゛ヌルヌル気持ち悪いよ」
針に餌付けて弟に渡した
浮き輪か沈んだら、引っ張るんだぞ!ってノンは真剣に聞き水に放った。
一秒…二秒…三秒
ズン!!!
ノン「釣れた゛゛」
ハヤ゛゛゛三秒って
ってまた、こっち見てるよ
魚外すのも、僕みたい゛゛
ぎゃっ゛゛
ヌルヌル気持ち悪い