冬が終わりを告げる
季節は移り変わるのに気持ちが着いて行けない
過ぎて行く時の中
増える言葉数
惹かれ合った現実の中
真実の無い愛が生まれる
底が見えない欲望
満ちて行く想い
形の無い言葉達
裏切りを許せたはずがいつの間にか憎しみに変わる
何が真実なのか分からない迷宮入りする関係
今すぐにさよならが出来る強さが欲しい
今こそ変わる時だと自分の中に強さを造っても
結局は何も言えずに笑顔だけを造る
深い傷は癒やせる訳がない
見つめ合えば堕ちて行く
触れ合う手に尽きない想いが溢れ出す
少しずつ壊して行こう
形を成さない愛ならば簡単な事
静かに終わらせよう
私達に明日は無いのならば今日の今が最期だと
甘い言葉
もう迷わないと首を振る
だけど馴れ合いと情にまた私の理性は音を立てながら崩れて行く
何処まで暗闇を歩けばいいのだろう
貴方までも引きずり込んでしまえれば迷いは捨てる
貴方が寂しそうに笑うから怖くなる
この手を離して私の心を残す
探り合う感情が嫌
もがけばもがく程事態は悪くなる
貴方は優しいけれど優しさに欠ける
本当の優しさを見せてくれるなら
私を救いたいと思うなら
犠牲だらけの愛を捨てて
偽りの愛を壊して
さよならと言ってこの手を離して
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