ある会話と僕 〜先輩〜

神様の親戚  2009-02-25投稿
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これは僕と高橋と先輩の

会話文である。

ツッコミ所が満載なため、ツッコミをカットしています。

どうぞ好きなときに突っ込んでください。

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先輩「…。」

僕「先輩!話ってなんすか?」

先輩「聞いてくれるか?後輩よ…」

僕「はい!先輩の助けになるなら何だって聞きます!」

先輩「それがな、俺同じクラスの女に告白しようとして正門に呼び出したんだ…。」

僕「え…」

高橋「お疲れーうどん!あれ?何話してるんですか?」

先輩「高橋か…お前に話すことは何もねぇよ…。」

高橋「…悩みごとっすか?」
先輩「ああ…だからお前には…」

高橋「バカヤロウ!」

バシッ!

先輩「ぐはっ!」

僕「!」

高橋「悩みを解決したいなら、何故私に言わんのですか!!」

先輩「高橋…お前…」

ガタッ

高橋「ほら、座ってくれよ。…先輩。」

先輩「ありがとう高橋…実は俺、女を正門に呼び出して告白しようとしたんだ…」

高橋「なるへそ。フラれたんですね?」

先輩「いや…来なかったんだ…。」

高橋「そうだったんですか…それが先程話してた先輩のファイナルファンタジーですか…」
先輩「あぁ…。先輩のファイナルファンタジー。略してSFだ。」

高橋「それはきっと…彼女はこれを使ったんです。」
先輩「こ、これは?」

高橋「透明人間になれる薬です。これ…俺が保健室で手に入れたんですけど、きっと彼女はこれを飲んだんですよ。」

先輩「そうだったのか…」
高橋「でも先輩!大事なのはどう逃げたかではないのです!!」

先輩「何!?彼女は私から逃げたのではないのか?」
高橋「いえ…先輩が楽になる事です…。」

先輩「高橋…」

僕「あ、そうです!薬って…楽になるためのものなんですよ?」

先輩「…君…」

高橋「ほら、先輩!これ飲んで楽になってください!」

先輩「八つ橋…二人ともありがとう!元気になれそうだ!!」


〜次の日の朝〜


僕「た、高橋!先輩が裸で登校してきたぞ!!」

高橋「え?」

僕「お前の透明人間の話信じたんじゃないか?」

高橋「あ!まさか!!」



高橋「何してるんですか先輩!!」

先輩「お前達…見えるのか?」

僕「見えてるに決まってるでしょ!!」

先輩「は!もしかして…」
高橋「そうですよ!


カバン持って来ちゃ駄目でしょ!!」


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