イイ恋。

かんな  2009-02-25投稿
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「お願い美月!!」

昼休みのことだった。

親友の遊里が言った。

「聡君が最近デート誘ってくれないの!!だから美月から言ってー!」

「…何を言うわけ?」

私はそっけなく言った。

「だーかーらー!!遊里がデート行きたがってるよ?とか何でもいいから!美月、聡君と仲いいし!ね!?お願い!!」

遊里は早口でそう言った。

「はいはい。わかったよ!言えばいいんでしょー」

めんどくさそうに言う私に遊里がグイッと顔を近づけた。

「お願いだよ美月!上手くいったら……えーっと…飴玉三個あげる!」

「飴玉三個って…少なすぎ……マックおごれ!」

「えー…やだ」

「あぁ!?何か言った!?」

「上手くいったらマックおごります!!隊長!!」

「それでいいのだよ遊里隊員。」

こういう会話を遊里としていると、とっても楽しい。

遊里はチョット…
いや、相当のこまったちゃん。

何かと私に頼ってくる。

でも私はそんな遊里が大好きだ。

さてと。

そんな大好きな友達のために

一働きしますか。



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