その日に限って小羽は北斗と帰りたくてしょうがなかった。
『なんで?約束したよ?何かあったの?』
小羽は少しイライラし始めた。
『今日は友達と帰るからごめんね』
小羽は納得いかず北斗を廊下の階段に呼び出した。
半切れ状態の小羽は『私せっかく北斗を待ってたんだよ!一緒に帰ろうよ』
小羽はとてもわがままな娘である。
黙ってる北斗に小羽の怒りのボルテージが上がり小羽の中でゴングがなった。
『まぢ最悪!北斗なんて待っとかなきゃ良かった。友達と仲良く帰ってねじゃあね!』
小羽は頭カラ煙を出しながら階段を降りようとしたその時ー。
小羽の右太股に激痛が走った。
黙ってた北斗は小羽の右太股を狙って足でおもいきり蹴ったからだ。
小羽は太股の痛さとショックでそのまま倒れた