確かに…存在してたよ…
あれから何年がたつの?
きっと、幸せなお嫁さんになって、子供沢山産んで楽しい家庭がそこにはあるんだろうなぁ…て思ってた。
幸せなんていつかは感じなくなる…
そう思ったのは17歳の頃だったかな。
「ずっと一緒にいようね」
あの言葉を大切に大切にしていたなら、こんな道を歩むなんてなかったよ。
…あれからハタチを迎えた。
四年間一緒にいた、大好きだった紘一と離れて成人を迎えた。
…川で泣きながら離れたくないと二人で涙した。
あの時が今でも忘れられないよ。
でも人って不思議だね。
どんなに苦しくてつらくても、時がたつと楽になるの。
紘一は幸せですか?
私は、紘一との出会いを忘れないよ。
「好きな人できたから別れて下さい」
メールでなんてずるい。
でもメールだから、考える事できた。
数年たった今だから言えるよ。
心からありがとう。
すごく幸せでした。
どんなにつらい、悲しいことが訪れても…
この人以外現れないと思っても…
人生生きてれば強くなるということ…
教えてもらったよ。
人に優しくすること。
強くなること。
素直になること。
数えきれない程、紘一は教えてくれた。
確かに存在してた…
本当に心から愛してた。
…だから今があるの。
大人になったでしょ?
沢山の愛くれた。沢山いろんなこと教えてもらった。
幸せになってね。
最後の時は二人で、「この歌みたいにいつか二人で笑いあえたらいいね」
と話した事も…
本当に叶うのなら…心から幸せだったあの日々を後悔なんてしないよ。
endlesslove
指輪に書いてたあのもじをみるたび泣いてた。
私は強くなったんだよ…
泣いたりしないよ。
本当に出会えたこと、幸せに思ってる。
ありがとう。
これから先いろんな事あっても、お互い育ててくれたパパとママに感謝して、幸せになろうね。