もともと白い肌は青白くなり真っ黒なロングヘアーは金髪のパーマになっていた。
いや…そんな外見の変化なんて誰だって簡単に出来るしそんなに気にしない。
ましてその年頃の女の子なんて頻繁にイメージチェンジするだろうし。
見れば見る程違和感がある顔付き。 視点の合わないおっきな瞳
「キョウ 変わったっていうか…もうやめやぁ。」私はそれしか言えなかった。
何も考えない好奇心の塊程怖い物はない。私も手を出した事はあるけど中毒まではいかなかった…
それからキョウとまた暫く会わない日が続き だいぶ寒くなって来た頃には 普通のキョウに戻っていた。表情豊かな豪快な笑い顔
若さと甘さしかない私達にとって一瞬の過ちだけだで終わると、消せる過去の筈だった。
ドラッグなんて……