私は都内某所で働くひな…
夜に輝くネオンは、街を蜃気楼で纏い、男の欲望に叶う街。
そう私はひな。
NO1キャバクラ嬢
成川『ひなちゃん。今日の仕事の後はアフター出来ないかな』
この方はお客様で私にとっては、大切な人・・・。
頭がハゲてはいるが優しい人・・・
太ってもいるが
優しい人・・・
六本木ヒルズの中の会社で働く部長クラスの成川さん。
成川『聞いてるかなひなちゃん?』
ひな『えぇ…今日もアフターですか?成チャン…あたしねっお昼も働いてるんだぁ…毎回、アフターしていたら、ひなの肌がボロボロになっちゃうよ』
成川さんは私の膝に手を置き、ごめんねっ ごめんねっ
て、何度も謝るんです。
成川『でも、ラーメン食べたかったなぁ…』
うぅ゛゛
実は私もラーメン食べたいなぁ…
するとボーイが近づき、言った
ボーイ『ひなさん。お少しお借り致します』
成川『えぇ゛゛そりゃないよ15分位しか…』
ひな『ごめんねっ。すぐ戻るから…待っててね。あっ成チャン。ラーメン位なら行こうかな…』
成川さんは満足げにあたしを見送った
私は指名が四本ついていて45分後に成川さんの席に戻った
ボーイ『お時間になりますが、今日もラストまでいかがですか。』
計算をし尽くした、時間のやり取りに、渋々延長をしてくれた。
ひな『ごめんね…成チャンだけが、いればっどんなに気が楽か…他のお客さん達は自分の事ばっかりでさっ…成チャンはいつもあたしを一番に考えてくれるからさっ助かるんだョ…』
成川『よーし。白だ!!白入れてくれ』
ひな『えっドンペリなんてお金もったいないよ゛゛』
成川『ひなチャンが笑ってくれるなら、これ位!!』
二人は割り箸で炭酸を抜き、乾杯した
成川『所でさぁ・・・』
実は成川さんはとても
成川『今日も居るよ角の席に』
ひな『またですか?』
成川さんはとても霊感が強かった
成川『うん…女の子が座ってる…』