数年前にこのお店では、悲惨な事件に巻き込まれた女の子が居たらしく、お店では、お客様が溢れかえるまで、角の席は使わない様に、自然となっていた
ひな『成チャンは見えるだけで話とかは出来ないんですか?』
成川『まぁ、霊に話かけた事ないからなぁ…』
ひな『でもビックリしましたよ。最初は成チャンの話、半信半疑だったけど、店長に聞いたら、昔、女の子が、お客さんにストーカーされて、最後は・・・。しかも犯人はまだ捕まってないらしいです・・・』
成川さんはドンペリを飲み、立ち上がってボーイを呼び角の席に移動してくれ!!と頼んだ…
あたしは勿論嫌だったよ・・・
そんな席なんて…
成川『君゛゛殺されたって本当なの?』
・・・・・・
成川『反応しないね…触っても消えないし手も通り抜ける』
ひな『本当にそこに居るんですか。』
成川『居るよ!ほらっ』
成川さんはあたしの手を取り、角の席を触らせた
!!!!!!
その瞬間だ!!!!
目で見た訳じゃない!!
直接あたしの頭の中に映像が流れ出した
生々しいそれは正に人。。
黒髪の肌の白い人
女の子…
キャバクラ嬢…
鬼の顔!!!!!
ボーイ『お時間になります。。』
はぁ… はぁ…
ボーイ『ひなさんお客様にお釣りです。ひなさん゛゛ひなさん』
ひな『あっすみません。なりチャンごちそうさまです…』
あたしは、その後成川さんとラーメンを食べ家に帰り、シャワーを浴びた
ザーーー
何だったんだろう
さっきの顔。
寂しく笑った
みたいな
ザーーー キュッ
あたしはシャワーを止め頭をふいた゛゛
キャー゛゛゛
何!!!!!なんでこんなに髪の毛が抜けるの
抜けるレベルの騒ぎじゃない゛゛゛
タオルを黒髪が塞いでいる感じだ
ってあたし茶髪だよ
ふと鏡を見た゛゛
手に持っているタオルにお店で見た女の子の頭だけがひっくり返りあたしを見ていた!!