それに気付いた星は、凜の元へ行った。
星「凜、城に入らないの?それか、何かあった?」
凜「私…ここに居場所なんてない…いちゃいけないと思う…。」
星「どういう意味?」
凜「え?何にもだよ!城に戻ろう?」
星「うっうん…。」
二人も中へ入った。凜は自分の部屋に戻った。星は気になって、有栖の部屋には行かず、凜の部屋に向かった。ノックをして、中へ入った。
星「さっき言ってた事って…。」
凜「何もないよ。姫の所に行ってあげて。」
星は部屋を出て、言った。
星「もし本当に何かあって、話せないことでも、一人で悩まないで、私にでもいいから、話してね。」
凜「うん。」
星は、有栖の部屋に行った。
果穂「星、遅いよ!あれ?凜は?」
星「わかんない。」
果穂「そっか。」
星は凜の様子がおかしいって感じていた。有栖の方を見た。有栖は外を見ていた。有栖は外を見ていた。有栖も様子がおかしいと思って、有栖の方に行った。三人は盛り上がっていて、二人の事は気にしていなかった。
星「姫、凜と何かあったでしょ?」
有栖「何もないよ。私の側にずっといてくれた。」
星「嘘つかないでよ!作り笑いなんてしないでよ!二人の中で、何があったの?」
有栖「何もない!」
星「どうして隠すの?私達、仲間じゃないの?」
有栖「何にもないのに、そんなこと言われても。」
星「私は、二人を仲間だって思えないよ!」
星は思わず、大きな声で言ってしまった。騒いでいた三人が……
つづく