その日も軟派されておごって貰い車で好きな所に連れて行ってもらった。
それが私達には普通で日常的な事だった。それで楽しく過ごせたし実際 友達になって遊ぶようになったりもしたし 友達作り 的な感じにもなっていた。
運が良かった… 只それだけで一歩間違えれば取り返しのつかない事になるなんて未熟な若い私達には想像も考えもしなかった。
｢うちに行ってｹﾞｰﾑでもする？｣｢別にいいよ。帰りちゃんと送ってやぁ〜｣｢大丈夫！ちゃんと送るから｣ﾄﾞﾗｲﾌﾞの後、溜り場になっている男の家に行った。
ﾜﾝﾙｰﾑの部屋に入った瞬間 私はｷｮｳを見た…ｷｮｳも私と同じ様に一瞬にして危機感を感じ表情が一変していた。中には数人の男と酒とｼﾝﾅｰの混ざった異様な臭い
｢いらっしゃーい｣ 不気味に笑った一人の男にｿﾞｯとした。ﾔﾊﾞｲな… 私とｷｮｳは目配せをし悟られぬ様 この異様な空間から逃げるﾀｲﾐﾝｸﾞを伺っていた
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