あの日の夜?

 2009-03-02投稿
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変に怯えているのを悟られると逆に危ないと思ったが平然と装うのにも無理があった。 そんな私達を見透かす様に憎らし気にニヤニヤし続ける男達…
口元から笑いが消えた瞬間バタッッ!!
キョウは床に倒され押さえ付けられていた。私は背後から抱きつかれ動きを封じられて声もでない。
あぁ もうだめだ。
本当に怖い時って声もでない 叫ぶ事もできない…叫んだ所で助かりっこないだろう 逆に相手を逆上させて殺されるかも…
涙だけが溢れてガタガタ震えが止まらない
「やめて!!その娘には手をださんとって!私が皆相手するから!」
キョウの口から出た叫びともとれる必死な言葉…「お願い!!」 私は耳を疑った
キョウ… 涙で何も見えない。「やめてー!」やっと声を押し出す様に私は叫んだ。
ドンドン!!
皆の視線がドアへ向かった。それと同時に直ぐにドアが開いた そこには私達と同じ位の女が立っていた

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