僕は黒田永津、流行らない脚本家らしい 昔の深夜番組なんかは、お色気さえ組み込めば何とか、なったものの…
時代の波には勝てやしない…。
金田社長「永津゛゛お前の脚本じゃ番組どころか幼稚園のお遊戯すら成り立たないんだよ!!!!こちらも、只で飯食わす気もサラサラない…不景気だからなっ。」
黒田「金田社長゛゛私はあなたが社長に就任する前からの旧友ではありませんか。何とか助けてください!!」
私はその場に土下座をした
金田社長「今時、土下座は古いんだ…仕方あるまいなぁ。。あと一度だけ!一週の深夜番組で数字出せるのか??」
黒田「出します゛゛この黒田永津の命にかけても゛゛」
とは、言うが低予算で裏は登り上昇の若手芸人が司会する番組に対抗する手だてなど・・・。
今までの企画で無かったもの…
いかにして話題を掴むか…。
僕にとって社長が絶対的存在で、社長が居なければとうの昔に・・・
トュルルル
会社の内線がなる・・・
僕は電話に出た
「黒田永津さん宛てにお荷物が届いてます」
黒田「ありがとう通してください」
「いえっそれが、荷物を置いて居なくなってしまい…では私もこれで失礼します…」
おかしいなぁ…
会社に僕宛??
社長の計らいか?
僕は荷物をそっっとあけた…
するとそこには一本のビデオテープと、小包があった
今時 ビデオテープ!!
取りあえず僕はそれを持ち自宅へ帰り、やかんを火にかけてから
ビデオを見てみた・・・
まさか呪いのビデオとかじゃないよな…
しかし・・・ビデオデッキが古く…
映像。所か絡まってしまった…
そりゃあそうだよ。。せめてDVDにしてくれよな
僕はそう言うと沸いたお湯をカップラーメンに入れた。
三分。三分早くたて
ピーンポーン
宅急便です゛゛
えっ゛゛こんな時間に゛゛
僕の背筋に寒気が走る
荷物の箱の外見は今さっき開けた物そっくりで、更に中身はDVDだった…