フォーゲット?

 2006-07-07投稿
閲覧数[262] 良い投票[0] 悪い投票[0]

その事実を知るのもまたリズだけなのだが。革袋を大事に戻すと、リズは歩き始めた。
至宝は四つ集まった。一体いくつ集めれば島へたどり着くか知れないが、それでも前進するしかない。
「あら、もう四つも集められたようね。順調そうで何よりよ、リズ?」
「……」
リズは“あんた誰?”とか“私の名前をどうして知ってるのか?”とか聞きたい事はあったが、とりあえずどうして最近厄介そうな奴らにばかり会うんだろうと思っていた。
「どうかしたの?返事が聞こえないわよ、リズ」
「最近同じようなこと言った気がするけれど、貴方は誰なの?」



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 真 」さんの小説

もっと見る

ファンタジーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ