学校につき、いつものように教室に向かう。
教室のドアを空けるとそこには島田雅人と興津雄二がじゃれ合っていた。「ちょっと!邪魔!!」「あっ、静波すまん。」「今どくね〜」
2人は私の声に気づきドアの前から離れてく。
「やっぱり、みらいはスゴいね〜」
楓が私の頭を撫でながらそういう。
「楓…自然な流れで頭をなでないで…」
けっこう、私からしたらこの身長はコンプレックスなんだけど…
そんなことを考えながら席につく。
「楓〜、みらい〜、昨日のドラマ見た〜?」
ぽやぽや〜とした笑顔をして小走りでかけよってくるのは金谷希美である。
彼女は身長はそんなに高くないモノの私と比べればそれなりに高い。
見た目は幼いが胸にはDという爆弾を2つも装備していた。
「あっ、のぞみっち〜」楓は獲物を補足したライオンのように希美の爆弾(D)を見据えた。
「のぞみっち〜…」
「な、なに、楓…。ウァヒャッ!!」
楓が希美の爆弾処理を
「のぞみっち〜、また大きくなったんじゃないのぉ〜?」
楓の手で、2つの爆弾がモニュモニュとうごめいている。
「ちょっ、アフゥ、か、楓、もう、ンフゥ、やめ、やめて」
「楓…悪趣味だよ…」
楓は私の言葉に反応し、手を止めた。
「あっ、つい未知のモノの探求に」
楓が手を離すと希美は腰に力が入らなかったようで床にへたり込む。
「はぁ、はぁ、はぁ、また犯されてしまった…」息を荒げながら、変なことを口にしていた。
-ガラン-
教室のドアが開き、担任が入ってくる。
「あぁ〜、朝のホームルーム始める前に先生から話があります。」