草食な彼3

りんか  2009-03-05投稿
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りんは、かずを待つ
家まで迎えに来てくれる
今日は、特別の日になる
かも…かも……


かずは、車でりんを迎えに行く
車で何処かに行くなんて
初めてではないのだが
よく考えると
助手席には、母親と
りんしか乗せたことがないなぁ
ふと、かずはそう思った
りんの家の側まで行き
携帯にメール
「今、近くのコンビニに
着いたよ」
すぐ返事が来た
「今行きます(^0^)/」

目的地まで、二時間
凄く、ゆっくりな運転
「ゆっくり行きますね。
何かあって、女の子に
怪我をさせたくないので
顔に怪我させたら、
一生問題になるから」
いつも、かずの車に乗る
時の最初の注意事項。

流れる景色。
今夜の夕飯の話
途中に、コンビニに寄り
酒の買い出し。
二人でこんなに酒が
飲めるのか?
もちろん。割り勘


温泉旅館に着いた。
「いらっしゃいませ」
従業員の案内に従い
部屋へ。
「凄く素敵な部屋」
りんは、喜んだ。
「ありがとうございます
後こちらが、当店自慢の
温泉です。」
え?えっえ?
りんとかずは、ガク然
部屋のその先には、
庭に露天風呂が…
「あの、温泉は他には?
ないんですか」
かずが聞いた。
「はい、全部屋露天風呂
付きでございます」
にやけた、仲居さん
本気で聞いてないよー
心の中で叫んぶ
りんとかず

そそくさと笑いながら
去る仲居さん。

かずは、悩んだ
俺が、きちんとリサーチ
しなかったから
こんなことになったのだ
りん姉怒ってるかなぁ

「部屋に露天風呂なんて
凄いね。いつでも入れる
じゃん」

えっ?りん姉喜んでる?

「一緒に入る?」

え?無理っす。
水着ないし…
どうやって入るの?

「りん姉、水着持ってるの?」
「かず?どこの世界に
水着を着て風呂に入る
人がいるの?」
かずは戸惑った。

とりあえず、座って
落ち着こう。
とりあえず、ビールを
とりあえず、乾杯
何に乾杯か解らないが
とりあえず、2本目
「ビール、上手いねー
疲れたから、とりあえず
風呂に入ってくるね」
りんが風呂に向かった。
どうする、かず……

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