アホな男バカな女?

1217  2006-07-08投稿
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『お母さん私北斗と二人暮らししたい』
小羽は親に相談した。
小羽は北斗と付き合った当時から自分の親に紹介済みだった。
北斗は昔から人辺りがよく、小羽の親も北斗のことをとても気に入っていた。
『小羽がそうしたいならお母さんもお父さんも何も言わないよ』
やった!お家の親は話がわかるぜ!

さらに数ヶ月が立ち小羽は結局進路が決まらないまま卒業を迎えた。
小羽は卒業してから飲食店の接客として働きだした。もちろんバイトとして。
北斗は高校を卒業してからガソリンスタンドで働き始め、続けていた。
二人でお金を貯めてようやく念願の同棲が始まった。
やっと北斗との二人暮らし。二人でご飯食べて一緒に寝て毎日起きたら隣にはいつも北斗がいる…。これ以上な幸せはない。
小羽は舞い上がっていた。
しかし、二人暮らしの生活の楽しさは最初だけだった。
毎日家事とバイトの両立ー。小羽は日々ストレスがたまり興味範囲で煙草を吸うようになった。
Sevenstarsのメンソール。最初は頭がクラクラしてたけど小羽はニコチンガールになった。
煙草を吸うようになった小羽のことを嫌がり北斗はあまり家に居ることがなくなった。『最近北斗居ないよね。いつも仕事が終わったら何処に遊びにいってるの?』
『先輩と飲みだよ。』
小羽はこの時からマイナス思考な性格になっていて束縛女だった。絶対嘘だ…他の女と遊んでるに違いない…
それからというもの小羽は北斗が遊びに出かけてる度に北斗に電話をするようになった。
『もしもし?今何処?誰といるの?』
『今●●の居酒屋で〇〇といるよ』
『絶対嘘だ、どうせキャバクラにいるんでしょ?そこの居酒屋のシャメ送って』
こんな日々が当たり前のようになってた。 北斗が家で寝ている間、小羽は北斗の携帯チェックをするようになった。
絶対何かかくしてある…北斗の言うことは信用できない…もし裏切ってたら私…私…
小羽は北斗の携帯を見る時は罪悪感と裏切られた時の恐怖でいつもドキドキしていた。北斗の携帯をチェックする時はいつも吐気がおそう。
それでも小羽はいけないこととわかっているがやめられなかったー。

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