「好きになった、付き合ってくれないか？」
「・・・。」
無言の彼女。しばらく沈黙が、続いたあと彼女が静かに問いかけてきた。
「本気ですか？」
俺は、ここでふざけるわけにはいかないと思い。
「本気だよ」
すると、彼女がまた。
「えーっと・・・。」
と、言葉につまる彼女を見て、
俺の頭の中には、「あっ、やっちまった！！」という言葉が、グルグル回っていた。
すかさず、俺は、「今は答え無理に出さなくて良いよ、また遊びましょう。」
と、震える声をどうにか落ち着かして、伝えた。
その日は、さすがに別れて次の日。
彼女の反応は、以外に普通というか、むしろ今まで以上に距離が近くなったように感じたのだ。
俺は、もちろん「これは、ありだよね？」と、一人で喜んだ、そして・・・。
「ねぇ、今日帰り飯食って帰らない？」と、誘ってみた。
「えっ、じゃあオゴリなら！！」と、彼女が答えた。
俺の頭の中には、「素直に、行きたーいって言えば良いのにぃ」と、大人げなく舞い上がっていた。
もちろん、同時に「これは昨日の返事、しかも!!YESが聞ける」と思っていた。
そして、帰り道。
「今日何食べますかぁ？」
「よし、お好み焼きにするか？」
「はーい」
そして、楽しくおしゃべりした帰り道、俺は、「こっちから、聞くのが大人かな？」とは思いつつも、彼女の出方を見ていた。すると彼女が口を開いた。
「先輩・・・
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