両親が運転の途中、荒野で刺殺された。細川家はあと4人しかいない。私、細川怜諭と従兄弟の安晴、頑固で対人恐怖症の祖父と祖母だけが残った。細川家の人々は"憎まれて"殺されていった。犯人の証言により、週刊誌で"遺族"の相関からその後まで、時々報じられた。
今まで犯人が捕まえられたが、例外に両親が殺された事件だけが犯人は捕まらず、未解決で残った。それより、現場から10km先の中学校の4階の窓全部が外側から壊れたり(証言に、音は1回しか聞こえなかったという)、運動場一面が死体がない"血の池"だったという事件が両親が殺された日に起こり、なぜそうなったか未だ不明。
数日後、私のお腹に異変が起こった。昨日特に何もしてなかったのに"すごい傷跡"ができたのである。鏡を見ると何となく分かる。"JIN"と斬られた傷跡が私を人生を180゚動かした。