亜樹は、何度も父が遺した遺言をプリントアウトして読んでは泣いての繰り返しだった、、、
いつまで父の事を思い出しては、泣くんだろう、泣かなくていい日は来るのかなぁなんて思っていた。
今日は、今年最後の一也とのお泊りデートだった。
一也と会うのは久しぶりだったので、亜樹は少し緊張した。。亜樹と久しぶりに会った一也の一言は
「お疲れ様、色々大変だったね。よく頑張りました」
と言って、亜樹の頭をよしよしとした後に、亜樹の体をぎゅっと抱きしめた後にこう言った
「辛かったね、泣いていいよ」
亜樹は、一也の胸で堰をきったかの様に泣き続けた
「俺に出来る事なら、亜樹の支えになるから、心配しなくていいから。今から大変だろうしさ!」
「ありがと、、、もう一也とは、不倫じゃないね。ホントに期間限定恋愛なんだね」
「こんな時に、亜樹ってそんな事思ったんだ(笑)少し元気になった?」
それから大好きな、一也の腕の中で一晩中話しをしていた。途中話しながら、亜樹は思い出しては、泣いて一也が亜樹の涙を拭いて、そうかと思えば、二人で笑って気が付くと朝だった
一也が亜樹の足を見て
「亜樹の右足がおかしい!」
そう言って一也は、亜樹の足を触ると
「病院行った方がいいよ。一緒に行くから」
亜樹も自分の足がおかしいのに気がついた。足が腫れて、自分の足じゃない感じだった