変わらないモノ
それは家族や友達
そして初恋
決して変わることのできないモノ
3年前
「夏海そろそろ起きなさい。優介くん待ってるわよ!!」
「はぁ〜い(-_-)zzz」
毎朝、幼なじみの優介が迎えにくる。それがあたしの毎日の楽しみ。
「おい、おせぇーよ?」
「ごめーん笑」
「ったくしょうがねーな!!」
優介は嫌みを言いながらもいつもあたしを迎えにきてくれる。
そんな優介が大好きだった。
「ねえ、優介。」 「なに?」 「優介は好きな人おるん?」
「なんだよいきなり。……好きつーか俺、彼女いるし〜」 「えっそうなん!?全然知らんかった。」
「お前に言ったら羨ましがると思って秘密にしとった……」
ショックだった。聞かなきゃよかったとあとで後悔した。